文末に<追記>があります。2013/2/2

 さて、今回は難問難題オンパレードです。
ミュージシャン風情がノーベル賞物理学者にツッコミ入れて恐縮ですが、解っちゃったんで書かせていただきます。
まずは、ふぐりの玉ちゃんに宣伝お願いした手前、書き降ろした短文からです。

 人の身体は∞の形で伝搬する8種の基礎波動を受け、胸を中心にリンゴの形のトーラス構造脳磁界を形成します。その基礎構造に守られるように意識と物質のインターフェースである松果体に接続した意識体が脳幹を使い、上に向かい反時計回りの陽磁界を、下に向かい時計回りの陰磁界を創るのです。それは陰陽五行道で云う処の陰陽のエネルギーで、陽エネルギーを「らくにんち」、陰エネルギーを「はくにんち」と呼びます。意識は内在世界ですから観ることは出来ませんが、現象として言えば地球の自転も同義です。北極上空から見れば反時計回り、南極上空からでは時計回りです。しかし、この事を現行物理学で解釈してはいけません。重力を立体として捉えているため、内在世界(意識)と現象(宇宙)の繋がりとその関係性が保たれていないからです。重力を平面。そして物質が回転をしてから持つ電磁軸(電磁場)が起こり、はじめて時空間は広がり出すのです。これらの考察条件が揃わないと人の意識構造は見えて来ないのです。何故なら人の意識構造とは宇宙であり、満天の星空は我々の内面そのものだからです。
次元変節点を越えた今、人類の集合意識は徐々にですが変容を始めました。だからこそここ数ヶ月天体観測者たちを悩ませる過去に例のない怪現象が散見されているのです。ーーーーー山田貢司(玉ちゃんに宛てた書き下ろしのため、詳しくはバガボンブログの新記事をお待ちください。)
 で、この続きを進める前に、「♪言っておきたい〜ことがある〜♪」(古っ!)ので、鏡のお話です。

「鏡の左右と現象、そして意識」
 バビちゃんさんのコメントにヒントを頂き重要情報を引き出しました。バビちゃんさんどうもありがとう。
 まず始めにバビちゃんさんのご質問とは、
> 今回、コメントさせて頂いたのはちょっとした疑問からお便りさせて頂きました。
> その疑問とは、鏡が対象物に対して、左右逆に映し出されるということに関してですが、よくよく考えると、ただ単にそのままの形を投影しているだけでそもそも逆に映し出しているわけではないのではないでしょうか? ハンコと同じ原理なのではないでしょうか?

 これは「鏡像の左右対称性問題」で、古くは古代ギリシャの哲学者プラトン(B.C427〜B.C347)を悩ませたことでも知られる、認知心理学と量子物理学両分野の人類がかかえる大テーマなのです。確かにバビちゃんさんの仰る通り見た目はハンコと一緒。とも写ります。まずは量子物理学的見地、Wikiから転載です。(山田による加筆あり)

「パリティ対称性の破れ」(Wikipedia)
パリティ対称性の破れ(パリティたいしょうせいのやぶれ、Parity violation)とは、空間反転した(鏡に映した)ときに物理法則が同じにならないこと、または、その様な状態を言う。弱い相互作用(弱い力)が関与する物理現象で起こる。P対称性の破れ、あるいは、パリティ非保存とも。
通常の物理現象は空間反転を行っても変わらないように見える。具体的には、まったく見知らぬ国の映像がテレビに映っている場合、その画面が通常どおり撮影されたのか、一度鏡に反射させてから撮影されたのかは、通常の物理現象を見ているかぎりは判別できない。この様に空間反転した状態と元の状態で物理法則が変わらないことをパリティ対称性がある、または、パリティが保存されているという。
 物体に働く力(相互作用)は重力相互作用(重力)、電磁相互作用(電磁力)、強い相互作用(強い力)、弱い相互作用(弱い力)の四つの相互作用に分けられる。これらの中で、パリティ対称性の破れがみられるのは、弱い相互作用の関係する物理現象のみであり、他の三つの相互作用ではパリティ対称性が保存されている。通常、人間の目で直接観察できるのは重力相互作用と電磁相互作用のみであるため、長い間、すべての物理法則でパリティ対称性が保存されていると考えられていた。
1956年にヤン(楊振寧、Chen Ning Yang)とリー(李政道、Tsung-Dao Lee)は、当時説明不能だったK中間子の崩壊に関する現象を説明するため、弱い相互作用が関与する物理現象ではパリティの対称性が破れると予想した。この予想は、1957年にウー(呉健雄、Wu Chien-Shiung)により、弱い相互作用が関与する物理現象であるベータ崩壊を観測する実験で確かめられた。ヤンとリーは、この功績により1957年のノーベル物理学賞を受賞した。
ウーの実験では、放射性核種であるコバルト60を極低温に冷却し、磁場をかけて多数の原子のスピンの方向をそろえた状態で、コバルト60がベータ崩壊して発生するベータ粒子の出る方向が調べられた。コバルト60のスピンと同じ方向にベータ粒子がでるベータ崩壊と、その反対方向にベータ粒子がでるベータ崩壊は、空間反転した関係にあり、パリティが保存されているなら、2つの崩壊が起こる確率は同じはずである。実験の結果、ベータ粒子はコバルト60のスピンと同じ方向よりも逆の方向に多く放出されているのが観測され、パリティ対称性の破れが起こっていることが確認された。

ややっこしいので簡単に解説します。
<鏡の中で左右が逆転すると感じる訳>
 鏡の前に立ちましょう。鏡の中で右手を挙げると鏡の中の自分は左手を挙げます。明らかに左右が逆。
 でも、よく見てみましょう。自分の右手は右側にあります、それは鏡の中でもやはり右側です。左手は鏡の中でも左側、頭は上で足は下。つまり何も逆転していないのです。では、なぜ鏡の中の人は左右が逆なのか。それは、自分と鏡像の自分を無意識に重ねるからなのです。自分が鏡像の自分と重なるためには鏡の前で180度回る必要があります。すると、挙げた右手は鏡像の自分の挙げていない手と重なり、挙げていない左手は鏡像の自分の挙げた手と重なります。要するに鏡を見ている自分と鏡像の自分を意識の中に合わせ持つ状態で、意識から投影したこの世界でのルール、
自分と世界の関係性+鏡像の自分と世界の関係性=二つの自分軸を持った状態
このことが、左右が逆転したとなるのです。
<自然の法則と鏡の中の世界>
 右投げのピッチャーがカーブを投げた時ボールは上から見て反時計回りですので、前方からの空気と反方向のボール右側での空気の流れは遅くなります。順方向の左側では速くなります。その結果、流れが速くなると圧力が低下するベルヌーイの定理に従い、左へカーブします。方やボール進行方向と並行に置いた鏡の中の世界ではボールは時計回りです。ボールの進行方向は外の世界と同じですから、ボールの左側の空気の流れは遅く、右側は速くなり、右へシュートすることになります。鏡像世界の現象も実際世界のそれと同じ法則で説明できるという考察です。
 以上ことから鏡像世界も実際世界の法則はそのまま当てはまり、反するような事実は長い間見つかっていなかったそうです。ところが1956年に、そうではない現象が見つかってしまいました。それが前出のパリティ対称性の破れなのです。ここからは量子物理学であまりに難しいので上手に説明されている専門家の方のブログを転載します。「ATLAS at Osaka」さんです。
<CP対称性の破れ>
 物理の世界での対称性というのは、ある操作・変換を行っても元の状態と区別がつかないことを言います。例えば、円い画用紙を回転しても円は円で、回転する前と回転した後の写真を見せられても、どちらが回転前なのか後なのか区別がつきませんよね。これを回転対称性があると言います。正方形の画用紙なら90度の回転に対する対称性があるわけです。
 P(パリティ)変換というのは、空間を反転させることで、数学的には座標をx→-x, y→-y, z→-zに変えることに相当します。なので、P対称性がある、パリティが保存している、という状態は、鏡に映った世界と元の世界が区別できない状況のことになります。例えばビリヤードをしてるところを想像して下さい。キューで玉を突いてるところ(キューの先端と玉だけ)をビデオに撮影します。次に同じことをしますが、今度は鏡に映して撮影します。2本のビデオを見せられた人は、どちらが鏡に映されたものかわかりませんよね。どちらもキューで突いた方向にだいたい玉は転がります。パリティは保存しているわけです。
 ではパリティが破れているというのはどういう状態かと言うと、上の例を使うと、鏡に映す前(現実世界)はキューの方向に玉が転がったのに、鏡に映した世界ではキューの方向に玉が転がらないことを意味します。日常生活では想像のつかない世界ですね。それもそのはずで、日常生活で感じる力というのはほとんどが電磁気力と重力ですが、これらに関しては(強い相互作用も)パリティを保存しています。ところが弱い相互作用だけはパリティを破っているのです。この事実が発見されたのは古く1957年(だったはず?)なのですが、当時はショッキングな出来事だったようです。感覚的にも受け入れにくいですし。
 で、今回の話題CP変換というのは、P変換とC(荷電共役変換(Charge Conjugation:粒子を反粒子へ反転する))変換を両方行う変換のことです。ここで、C変換というのは、粒子と反粒子を交換することに相当します。電子と陽電子の交換、陽子と反陽子の交換、などなどです。つまり電子に対してCP変換を行うと陽電子にパリティ変換を施した状態になります。パリティが破れているのは上に書いたように1957年に発見されたのですが、 CPは対称性を保存していると信じられていました。にもかかわらず、今度は1964年に中性K中間子という粒子でCPが破れていることが発見されてしまいました。ちなみにこの功績でクローニンとフィッチという人がノーベル物理学賞を受賞しています。

 どうでしょうか、ご理解いただけましたか? 説明したつもりでさらにややこしくしてしまいましたね。
バビちゃんさんも素朴なご質問からこんなになっちゃって驚かれていることでしょう。書いている私でも驚いてますから。では次に心理学的見地とそれを批判する物理学者。2007/12/9毎日新聞から。
◇物理で説明か、心理かかわるか
 鏡の前で右手を上げると、鏡の中の私は左手を上げているように見える。なぜ鏡の中では左右が反対なのか。この問いかけは、古くはギリシャの哲学者、プラトンが考えたと言われるほど長い歴史を持つ。現在も認知心理学と物理学の両分野で、国際的な議論が続いている。今年11月、「鏡像問題に決着をつけた」とする認知心理学者の論文が発表されると、物理学者が批判するなど熱い論争が続く。鏡像の謎に迫った。【関東晋慈】
 ◇実証実験で論文
 東京大の高野陽太郎教授(認知心理学)らは11月、英国の心理学専門誌に実証実験に基づく鏡像問題の論文を発表した。102人の学生が協力。この分野では過去にない仮説検証実験だった。
 論文で分析した二つの主な実験は、自分自身と文字を鏡に映し、左右、上下に逆転しているかどうかを問う内容だ。
 まず、自分の姿については、「逆転している」と答えた学生は67人(65・7%)、「逆転していない」と答えた学生は34人(33・3%)だった。高野教授は「3割以上もの人が鏡に映る自分が逆転しないと感じている。鏡像問題は逆転していることが問題の前提だったが、歴史の中で初めて示した事実」と話す。
 この現象を説明するのが視点の転換という。鏡の中の自分の視点から、判断した人は逆転して見え、置き換えなかった人は逆転しないという。
 文字の逆転の実験では、最初にアルファベットの「F」を鏡に映した。102人全員が左右逆転していると答えた。次に、ロシア語のアルファベットであるキリル文字の「ユ」で実験した。52人のうちロシア語を学んだことがない学生45人では、「逆転」と「逆転していない」が同数の16人(35・6%)、「分からない」も13人(28・9%)とばらつきが出た。一方、ロシア語を学んだことがある学生7人は全員が逆転していると答えた。これは、記憶の文字と鏡像が逆になることで生じた結果だという。
 高野教授は逆転する理由について、(1)鏡に映った人の視点から左右を判断する(2)記憶と逆に見える−−という二つを挙げている。「理由が複数あるという点が、他の研究者の理論と大きく違うところ」と話し、「鏡像問題は、人間にとって、どう見えるかという問題だ」と主張する。
 ◇問題の起源は
 鏡像問題は「なぜ左右が逆になるのか」という疑問から始まった。だが設問自体があいまいだったことと、物理的説明と視覚による認知という心理的要素の混在で、明快な仮説はごく近年まで提唱されなかった。
 例えば、ノーベル物理学賞を受賞した米国のファインマン(1918〜88)は大学生時代に鏡像問題を考えたことが伝記に残っている。日本の朝永振一郎は随筆の中で、ファインマンによく似た説明として「鏡の後ろに回って立つ自分を想定して比較してみる」などと記しているが、最後は「何かもっと一刀両断、ずばりとした説明があるのか、読者諸兄に教えていただきたい」と結論には至っていない。
 国際的には英国や米国、ニュージーランドの心理、物理、さらに哲学者がさまざまな仮説を提唱している。文字を鏡に映すために、ぐるりと回して鏡に向ける時に左右が反対になるとする「回転説」や、逆転している方向を「左右」と見なすのが習わしだという「言語習慣説」まである。
 ◇批判論を準備中
 鏡像問題について国際的に論文発表をしているのは高野教授らのグループのほかに、物理学の分野で多幡達夫・大阪府立大名誉教授(放射線物理学)のグループがある。多幡名誉教授は「鏡像の左右逆転、非逆転の根本的な理由に、心理は本質的なかかわりを持たない」と訴える。物理的要因が心理的プロセスに先立つ原理だという立場で、高野教授の理論を批判する論文を準備中だ。
 多幡名誉教授によると、非対称なものの鏡像は実物と比べ、上下・前後・左右の三つの軸のうち一つの軸が逆になる。鏡に人を映した場合、人の体が外見上ほぼ左右対称なため、上下・前後の軸を決めた後に左右が決まることになる。鏡像を、実物とは違う鏡像固有の座標系で考えると、左右が逆転する。多幡名誉教授は「逆転が起きないのは、実物と鏡像で同じ座標系を使っているから。例えば、右手を上げた場合、鏡像も右側の手を上げている」と説明する。
 多幡名誉教授は「鏡像問題は、物理的に説明できるという考え方と心理がかかわっているという考え方が争ってきた。物理的理解をしっかり踏まえた上で、心理的研究をさらに進めるならば、今後の鏡像問題研究はますます興味深くなると思う」と話している。

と、このように人類は侃々諤々、喧々囂々な議論を続けてきたわけです。で、こんなに偉い人達が束になって論じている問題にミュージシャン風情が一体どんな口を挟もうというのか? だいたいジャンルの全く違う心理学業界と量子物理学業界がなんで言い合ってるか? まずは大元を紐解いてゆきましょう。
 脳とは何なのか? 意識体とはどんなもの? 観念、既成概念とはなに? そして物(物質)とは?こころ(意識)とは? こんなこと考えていると「生きてるの面倒くさいから死んじまおうか〜」とはならないんですね〜私は。
そもそも心理学業界と量子物理学業界の議論は物質と意識の関係性が見えないまま話すからこうなっちゃうのです。それを正しく見直せば議論自体が無駄だったことに気付くのです。まずは物質側から見た物質の成り立ちから、過去記事をしっかり読んで下さっている読者の方は飛ばして良いですよ。

法界の法点よりここ野火平面に万遍なく∞を描きながら届く8種の基礎波動、これによりまずは野火平面上にエーテルが並びます。この環境が整うと意識エネルギーである反時計回り(陽エネルギー)と時計回り(陰エネルギー)がそれぞれ超ヒモ理論と似たロジックにより(正弦波の振幅と周波数をそれぞれ可逆的にその意味[数値]に於いて交換可能な情報から一定の振動にそれぞれが共鳴しあい)陰陽二種類の素粒子を形成します。素粒子は基礎波動4.2.0d <ヨミスナ>弱い力により陰陽一つずつがペアになります。そのペアが基礎波動4.2.0d <ヨミスナ>強い力により四つ一組に纏まります。この纏まりが元原子であり、一つのエーテルに元原子が一つだけのっかります。つぎに元原子は陽エネルギー側から観たなら反時計回りに、陰エネルギー側から観たなら時計回りに回転を始めます。その回転が一定に達すると面とは直交した形で電磁軸を造り出します。そして磁界を形成します。すると物質元同士が集まり出し基礎波動との角度差により神性物質(過去記事『重力から意識へ、物質の生立ち(変容と変性)〜アセンションの意味前編』)へと発展してゆくのです。さらにこの神性物質が集積を繰り返すとやがて天体の元に発展してゆきます。するとそれぞれの持つ電磁軸が全体として大きな電磁軸を形成し、また、面上に重力(新たな意識)の放出が始まります。次に電磁軸から発生する電磁場により電磁軸は自らを時間軸と変化させます。先の重力とこの時間軸により天体は自らの周囲の時空を広げ、自らの縄張りとしてゆくのです。
 この物質の成り立ちは現代量子物理学に於けるクォーク素粒子論を意識側からの視点を加えた新しい視点なのです。最新の 6つのクォーク (アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトム)と言っても次元違いの内在する物質を高エネルギー下、物質として観測し得る条件下で無理矢理観測しているに過ぎず、大元の反時計回り(陽エネルギー)と時計回り(陰エネルギー)を考慮しないから増々ややっこしくなってしまうのです。反時計回り(陽エネルギー)と時計回り(陰エネルギー)を考察するためには、大大前提として、重力は意識であり平面であることを考慮しなくてはならないのです。大型加速器では高エネルギーにより次元変化を作り出し、立体で物を捉えようとするから素粒子が増えてしまうのです。せめても重力を平面とすれば素粒子の次元変化だけでも解ってくるのですが。。。そして過去記事『脳科学、脱アルバートアインシュタイン〜アセンションの意味後編vol.4』でも書きましたが、「現在10の−33乗(プランク係数)まで計測できるそうです。(西塚さん談)しかし私が得た情報によると10の−240乗まで計測しても物質を全て解析することは出来ないそうです。光の干渉に於いて言えば、その原因は波動の角度差による意識の偏りなのですが、物質に於いて、その計測を物質がすること自体が意味を持たない。ここ地球世界内で物質を物質で計ってもそれは不確定要素を計っているようなこと。さらに言えば、もうこれ以上解らないということを解る(理解する)ことこそ次のステップへの扉なのだと思うのです。これを社会が獲得することが、社会覚醒に必要だと思うのです。」ということなのです。ですから、高エネルギー下の次元違いの物質を物質として計測するなど愚の骨頂なわけです。


図_渦動説
※エーテル(空間媒質)byデカルト エーテルの渦と天体。(余談ですが、ビーちゃん[釈尊]によるとエーテルもまた六角形を形成しています。ディティールは違うのですが既に1600年代半ばにデカルトが提唱してました。そしてなんと意識と身体の繋がりに於いてデカルトは松果体がその接続点であることを掴んでいたのです。本当の天才はデカルトであって、ニュートンとガリレオは一発屋だったようです。)

 次に意識側から見た物質の成り立ちですが、その前に意識の構造と脳幹の役割考察です。
まずはこの図を見て下さい。

図_1意識、基礎波動人体相関図

図_2意識基礎波動人体相関図拡大

図_3意識、脳幹相関図
 図_1に示す通り人の体は∞の形で伝搬する8種の基礎波動を受け、胸を中心にリンゴの形のトーラス構造内在脳磁界を形成します。この磁界は意識体の受け皿であり、トーラス構造内在脳磁界は物質側から見た物質の成り立ち同様意識体にエーテルの働きをします。そしてこれこそがアカシックレコードであり、また意識体に対しさまざまなリミッターや感情のコントロールを司っているのです。過去記事『ウイングメーカー_vol.2/波動の意味1』の波動表にあるように例えば、
6.0.8d    <アーレフ>     感情 : 広がり(平面)、感動、喜び
6.2.8d    <アーレフ>     感情 : 広がり(立体)、懐古感、哀しみ
6.4.8d    <アーレフ>     感情 : 線、収縮、孤独感、悲しみ
6.6.1d    <アーレフ>     感情 : 恨み
6.6.6d    <アーレフ>     感情 : 慈しみ
6.6.9d    <アーレフ>     感情 : 嫉み
などの感情のコントロールや、
8.2.6d    <ヒノタイス_ヨシ> 反魂効果を止める為のリミット波動
8.4.2d    <ヒノタイス_クローム> 現象化停止成分リミット波動(ヤマタノオロチ)
などの意識体の現世に於ける行動範囲の規制を成しているのです。
 意識とは情報でありエネルギーであることはこれまで何度も綴ってきましたが、ここでは意識をエネルギーの視点で見てみましょう。
意識とは陰と陽のエネルギーが互いに影響し合い構成されます。前出の反時計回り(陽エネルギー)と時計回り(陰エネルギー)です。そしてあくまでこの陰陽とは現象側=物質世界からの視点です。
人を構成する物質が最も精巧に織りなした器官が脳です。しかし我々の脳は最新脳科学で言う処の意識を宿してはいません。脳は只の一時記憶(虚脳情報[叡智]を使えるようになると人生に於ける記憶は一時記憶でしかない)と情報の入出力器官なのです。そして意識と物質のインターフェースである松果体に接続した意識体が脳幹を使い、身体に対して縦の磁界(上に向かい反時計回りの陽磁界を、下に向かい時計回りの陰磁界)を造る。これが意識の正体です。しかし多くの場合、表層脳(生活脳)に過度の観念を創り、自身が創った檻から抜け出せなくなった状態で、これが現代人の姿です。それは表層脳に軸(フロイト言う処の自分、自我[エゴ])を置くことで、或いは置かなければならない外的状況が継続するため、潜在意識を全く使えなくなった状態です。この状況での顕在意識は全情報の1%に満たないほど狭められていて、表層脳に巣食う超自我(エス)、またの名を”観念(既成概念)”により自我は常にストレスに晒され、そのためさらに強く大きな観念を求め新興宗教やそれに類する檻を許容してしまうのです。平たく顕在意識のエリアを増やすためには、観念を分析し、その構造を理解する必要があります。観念の分析があって始めて「8.4.2dヤマタノオロチ」のリミッターから外れ、虚脳磁界データを実脳領域へ取り込み可能となるのです。この話は奥が深く、始めるとキリが在りませんから割愛しますが、観念の大元とは貞操観念なのです。エスのもとはエロなんです。余談ですが、「山田覚醒塾」ではその貞操観念の分解再構築がはじめの大事な授業なんです。名付けてオッパイ理論! あっ、だからってエッチな話じゃないですよ。誤解無きように!やや脱線してしまいました話をもどしましょう。
 図_1を拡大したものが図_2です、そして図_3は意識体と脳幹の関係性です。脳幹上部を「らくにんち」、下部を「はくにんち」と言います(byえすぱー女房)。意識体は「8.4.2dヤマタノオロチ」のリミッターが外れるとアカシックレコードにある情報を取り込むための虚脳にアクセスが可能となります。そして、アカシックレコードの膨大なデータから虚脳を使い座標指定をしてデータを取り込みます、その際活躍するのが脳幹です。脳幹上部、意識体の陽エネルギーである「らくにんち」がおおまかな映像、輝度、音声、文字などを情報化(エンコード)しサードアイの下から映像化します。逆に脳幹下部、陰エネルギー「はくにんち」は色、繊細な映像を同じく情報化してサードアイの上から「らくにんち」の情報を補正します。因みにサードアイとは第三の目と言われる覚醒後おでこの辺りに出来る感覚器官で、脳幹内に像を結ぶのです。観念(エス)の邪魔を防ぎ、表層脳をアイドリングに保つことで、サードアイは機能するのです。
では次に意識側からの物質の成り立ちとは、
 物質はすべてが波から成り立っているため、また基礎波動も波であるため、さらに意識も波のエネルギーであるためその意味と物質化に於ける各々の立場の違いを考察しなければならないのです。いくら物質が意識から出来るからと言っても神性物質と変容性物質(過去記事『重力から意識へ、物質の生立ち(変容と変性)〜アセンションの意味前編』を参照)では成り立ちが違い、その上その考察にあたり、自分という軸を虚脳(基礎波動のダイレクト情報)に置くか、脳幹(意識体の中心)に置くかで結果は異なってくるのです。だから弘法大師はこのことを『空即是色、色即是空』と表現したのです。そして仏教では「物質は空間を占め、意識は時間を占める」と考えるそうです。これをさらに波動学的見地から言うなら、「物質は平面を占め、意識は時間を使い物質と共に空間を占める」となるのです。そして意識と意識体(物質が宿す意識)では立場が違い、我々が通常自分の意識と言っているのは肉体に宿す意識のことであり、その視点から物質を観るなら量子物理学は不要となるのです。
 我々の脳で創られる想念は現象を造ります。脳が世界を宇宙を造ってしまうのです。星々のまたたきは虚脳で起こる意識(データ)の集合意識方角と同意です。フトマニ図にはその方角が書いてあるのです。次元違いの意識を恒星や銀河という形で投影させているだけなのです。次元の違う遠い星の光に現象の成り立ちを求めても応えてはくれないのです。こんな例があります。
 私はカルキいっぱいの水道水を意識(意識体)で変化させることができます。カルキ臭いギシッとした食感の水道水をある呪文(ビーちゃんから教わりました)を唱えながら祈ると富士山の天然水のように変化するのです。リーズナブルなので我家では常用しています。もう暫くこれを続けているので、どう変化するのか体感的に理解しているのですが、物質を変えているのではなく、物質の組み合わせを変えているのです。それはエネルギー量の状態で変わるのです。このことから解ることとは、通常内在するエネルギーの変化と言っていることには、大きく二通りのものがあるということです。
意識体の持つエネルギーの量による物質変化=振幅
意識体の持つエネルギーの質による物質変化=周波数
があるということなのです。前者は所謂エスパーが起こすサイコマジックなどです。そして後者を有効利用しようとしているのが、我々が目指す特殊磁界のフリエネなのです。長くなりましたが、命題である心理学業界と量子物理学業界の食い違いは、脳の使い方を正すところから始めなければ永遠と続いてゆくのです。そして巨費を投じ大型加速器を持つ研究所を維持し続けなければならないのです。ありもしないビッグバンを求めて。
 ここまで書き綴ってきてやっと元に戻れます。鏡です。
実際の鏡問題は自分軸の問題です。自分軸を実脳(表層1〜3層[視覚野が3層までなので])に置くのか、虚脳に置くのかで答えは変化します。
•実脳の場合は学生さんたちが示してくれた通りです。
•虚脳の場合は視覚野の情報を俯瞰して捉えているため、鏡像と実像(自身の身体)が等価となり、鏡像はもちろん実像すら情報の一つであるように感じます。故に鏡像の左右反転の議論自体が意味を持たなくなるのです。ただここで危険なのは、この状態で鏡像に対し、「私は誰だ?」という質問を繰り返すことで実脳虚脳ともに一貫した各階層の軸、ゲシュタルトが崩壊し、精神的に帰らぬ人となる場合がありますからご注意ください。
 最後に私と表現は違いますが、まったく同じことをいっているIn Deepさんからの転載です。
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・科学者たちの「神」の意味 2012年07月05日という記事を書いて、そこに下の CERN の予算を載せました。
▲ 10年ほど前のものですが、CERN の予算の概要です。予算のほとんどは「加盟国からの分担金」でまかなわれています。つまり、様々な「国」が拠出しています。
恒久的に 800億円から 1000億円の年間予算がかかり、毎年 50億円以上の赤字を出している CERN は、世界で最も「何もなかった」では済まされない機関だということです。若者の失業率が 50パーセントにも迫る欧州の国々もお金を出しているのです。
「なんでもいいから何か発表しなければならない」。
その意識はかなり強いと思います。
願わくば、いつまでも「ほぼ確実」と発表し続けてほしいけれど
ところで、上に書いた「ビッグバン理論と人類の奴隷的精神が関係するかのような書き方」に違和感があるかと思いますが、明らかに関係があります。このことは何度も書いていることなので今回はあまりふれないですが、
・この世の存在には限りがある(ビッグバン理論以後の宇宙観)と
・この世はすべて永遠とその輪廻で構成されている(古来の通常の宇宙観)
という宇宙観では、長い間、人がどちらかの価値観の下で生きていると「必ず」それぞれの影響が人間の精神活動に出ると私は思っています。
もし仮に本当にヒッグス粒子というものが確定されたのなら、「それこそがドゥームスデイ(終末の日)だと」思っています。
まあ、それでも構いませんけれど。
私にとって、今の世界がまた少し遠のくだけの話です。
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 そして最後のさいごにもう一押し。『山田覚醒塾(波動学講習会)』のご案内です。
講習会は基本的に土曜日曜の午後1時から5時の4時間で行い、一回の人数を十名までとします。なるべく個人的繋がりを持てるようにしたいからです。講習会を通じて波動学をさらに追及できる(覚醒に向かう)仲間を求めたい、そしてこれらの理論を受け継ぐ人材を探すためです。始めは埼玉、東京からはじめますが、数名ほどを上手にタイミングをあわせて遠征も考えています。そして本当は講習料などと言いたくないのですが、迫りくる現実には勝てず非常に申し訳ないのですが、受講料金を設定したいのです。
波動学講習入会金として二万円、受講料として一単位(4~5h)八千円をお願いします(本気で学びたい人だけを募集します)。今のところ10~20単位で一通り終了できるカリキュラムを考えています。
そして窓口ですが、以下のアドレス宛に件名を「波動学講習会申込」として「住所、氏名、年齢、職業、電話番号、受講の動機」を明記の上お申し込みください。
order@supermama.net
詳細を送らさせて頂きます。
第一回講習会が2/9、10に決定しました。あと2〜3名の余裕があります。本気の方をお待ち申し上げます。また、関西方面の皆さまに向け名古屋で2/23、24を予定しています。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

<追記> 2013/2/2 17:00
読者のさきさんのコメントにお返事しようと考察したところ重要情報を掘り当てましたので追記します。
さきさんのコメント。
> 意識体の持つエネルギーの量による物質変化=振幅
> 意識体の持つエネルギーの質による物質変化=周波数
>
> 上記、目から鱗でした。ありがとうございます。

でしょう。私も気付いた時鱗が落ちまくったんですが、老眼は治りませんでした。(笑)
もう少し、量=振幅と質=周波数の違いの例をあげておきましょう。
ホオポノポノで青い瓶に入れた水を太陽光に晒します。青に限定された意識エナジー(量=振幅)が水のエネルギー量を増加させるのです。それは縦の意識による変化でもあります。エネルギー量の上がった水分子は高分子化します。
次に質=振幅による物質変化です。脳内に於いては所謂波動が上がるというやつで、脳の使用階層のことです。共鳴することで個々人の脳の使い方が変化します。当然深層脳を使う方が性能や効率が上がります。そして寿命も延びます。
そして脳の使用階層が上がった想念、深層脳で起こす想念が与える物質変化とは次元変化なのです。その他ウイスキーの熟成なども物質の次元変化です。そして一兆ボルトの量子加速器もまた物質の次元変化なのです。
纏めるとこういうことです。本文にも出ましたが、物質は意識の波から出来ています。これを説明すると非常に長くなりますから、ここでは簡単にただ振動なんだと思って下さい。その振動(物)に何か影響を与えるにはと考えると、波なのですからそのパラメーターは振幅か周波数しかないわけです。そのどちらかに影響をおよぼせるものは同じく振動(意識)しかないわけです。ですから音で言う共鳴と似た状態をつくりだすことが物質を変化させることに繋がるのです。そして、物質の変化とは振動のエネルギー量(振幅)が変わるか、振動の質(周波数)を変えることで、特に脳が作り出す想念によるその変化とは、
脳幹を使った場合=振幅(エネルギー量)の変化、
虚脳深層を使った場合=周波数(質)の変化
となるのです。
いきなりこんなこと言われたってとお思いでしょうが、脳の使い方を練習することで開発可能なのです。

コメント一覧

keinudidioより:
2013年1月31日 10:02 PM
yunmoさま

貞操観念を外す点で・・・
ずーっと個人的に引っかかっていたのですが、
同性愛者もwake upできるでしょうか?(爆)
常識に囚われず自由奔放なようで実は
ストレートの方以上に「檻」が強固なように感じます。

意識の点ではノーマル、アブノーマル変わらない筈です。だから、虚脳を使い情報を得ようとする所までは問題ないと思います。しかし身体に改造を加えている場合、特に陰部を改造している場合は基礎波動から造られるトーラス構造磁界が歪むと思います。それは虚脳の言霊(方角)と情報の関係性を変えてしまうと思うのです。

ちなみにアルザルにも色んなセクシャリティーありますか?あったら嬉しいですけど(笑)

あります。

keinudidioより:
2013年1月31日 11:12 PM
空みこさま

頭がふつふつと煮えるような痛みはありませんでした。
脳震盪の時、頭から 四方八方にメモリ~が飛び散った感じがあったのを
意識が覚えていて、 なんだかすっきりしたんです。でも 4日後 全く
起き上がれず 朝のうちはトイレにもいけませんでした。 起き上がろうとすると
背骨に磁石でもあるように また、布団に吸いつくように寝てしまい、
夕方、やっとゆ~っくり座れるようになり、 その後は3日ほど 横になると
頭の中の液体みたいな感覚のものが左回りに1回転しました。
エーテル体って それでしょうか??

私は実感したことないですが、えすぱー女房は幽体離脱する時に身体からヌルッと飛び出すそうで、空みこさんの言い回しと似ていると感じました。言い方がエーテル体なのかアストラル体なのか不勉強で分かりませんが、意識体と松果体の関係性の変化をらくにんちと呼ぶのかもしれません。

長くなりますが、 お金のことを気づきました。 今の貨幣制度を早く無くするために
今回の 波動教室で結構高額??と思われる金額の設定は必要なのですね。
安くして誰でも簡単に受けられるのは 今の貨幣制度を続けるということに
つながるってことかな。  と浮かびました。

お解り頂けて嬉しいです。
参否両論出ることを承知でしたのですが、ご意見を頂いた別の方に私はこのように答えています。
>でもね、この答えは金銭的感覚を現象側からだけ捉えているだけのことで、真とは異なるの!それを知りながら、知ったから、新しい集合意識を作ろうとしてる訳さ。

お気づきかもしれませんが、マネー、権勢欲は意識の陰エネルギーの一部ですが、この一部を肥大させることに問題があって一部にあることを知ることは寧ろ成長なのです。
アルザルでもお金はあります。でも意味が違う!儲けるためのお金ではなく価値を交換するだけ。お金が悪いのではなく、使うこころが悪いのです。富を貯めれば当然意識陰エネルギー過多になりその人が起こす現象に変化が現れます。決してその変化は良いものではありません。こうしたことを万人が知れば世の中は自然にやさしくなるんです。
まぁ、そういった意味も含めて今年は覚醒のための安全な技術をこしらえようかな、と思うのです。

patagonia より:
2013年2月1日 1:31 AM
ヤマタサマ
今日もオツカレ様です。
分かったような分かってないようなw
でも、自分のなかでも、少しづつ固まりつつある感がしてます。
IN DEEP!
ヤマダブログとともに毎回読んでます。

実脳から虚脳
色即是空
エスからの解脱
有限から無限
個から全て
今ココと感謝
すべてはひとつに。

さきより:
2013年2月1日 12:36 PM
何から着手していいかわからないくらい濃い内容で、ちょっとずつ読ませていただいてますが、

意識体の持つエネルギーの量による物質変化=振幅
意識体の持つエネルギーの質による物質変化=周波数

上記、目から鱗でした。ありがとうございます。

keinudidioより:
2013年2月2日 12:03 AM
patagoniaさま

コメントどうもありがとうございます。

IN DEEP!
ヤマダブログとともに毎回読んでます。

in deep のオカさんいつかお話してみたいですね~。かなりと飲まれるようですから練習しておかなきゃ。

実脳から虚脳
色即是空
エスからの解脱
有限から無限
個から全て
今ココと感謝
すべてはひとつに。

いい意味でテキトーに迎えましょ~。

keinudidioより:
2013年4月3日 1:16 AM
ジョリわんさま

最近のヘッドフォンなどに付けられている消音機能の様に波動に対して位相を反転した波動をぶつけた場合、波動は相殺されるのでしょうか?

私も当初同じこと考えていました。しかし、基礎波動は∞を描き全方向から届く。これって定位が無いと言えて、という事は逆相自体パラメーター化出来ないようなのです。因みに意識体が脳を司る状況では方位があります。即ち、逆相があります。だから意識上ではこれを利用し結界を作れるのです。

例えば重力に対して位相を反転した波動をぶつければ重力を遮断することも可能なのかなと。それが可能になれば少ないエネルギーで航行可能な乗り物が作れるんじゃないかと思ったのですが、

これ、過去記事の「タイムワープ法to過去」とおなじことですよね。

同時に、空間媒質エーテルに対して位相を反転した基礎波動をぶつけた場合を考えると現実的じゃないですよね。 (この場合エーテルが存在出来なくなり、いかなる波動も遮断できる。しかし物質は物質として維持できなくなり崩壊してしまう。)

これは上記の理由で起こり得ないわけです。

それから波動学講習会について質問ですが、、、、、

ご都合ついたら言ってください。なんとかします。