「ドップラー効果はドッペルゲンガー、或いはニュートンのその先の魂。(なし崩しで前編)」

 有名ブロガーでおよよさんという方がいらっしゃいます。分析化学(量子化学)がご専門のようで、様々な出来事を鋭い視点で綴られています。私もブロ友にさせていただいているのですが、特に以下の記事は非常に秀逸な上、綺麗に纏められわかりやすく表現されています。この中で独自の原子モデルを提唱されています。記事は長文ですから、目次と現行科学に対する問題提起の箇条書きを引用します。
およよと驚く毎日」さんの記事引用
『目次

まえがき

第一部:現在の原子モデルは本当か?
 誰も見たことがない原子核
 ボーアの原子モデルでは説明ができない点
 原子の謎

第二部:まったく新しい原子モデルの提唱
 私の考える新しい原子モデル
 有史以来の謎:質量、万有引力、反重力の仕組みが解ける
 新しい原子モデルの詳細

第三部:竜巻モデルから導き出される見解
 原子の大きさについて
 核崩壊について
 核分裂について
 特殊相対性理論:E=mc^2:質量がエネルギーである理由
 遷移・励起について
@@@@@@@@@@@@@@@@@
 核磁気共鳴分光法について(※)
 温度(分子運動)について(※)
 イオン化について(※)
 磁石について(※)
 静電気について(※)
 二重スリットについて(※)
 アルファ粒子について(※)
 相対論的質量(※)
 隠れた変数・量子もつれについて(※)
 原子の謎:新しいモデルから導き出される答
 竜巻回転を作る媒体
 新しいモデルを実証する方法
あとがき』
 そして上記記事の大まとめ的なカテゴリーがココです。

 今回の旅は日常出くわす救急車のサイレンから始まり、魂とは何ぞ。。というお話です。あまりに長い話になりそうで、物理的な解説を現行理論から出発すると一々反論する必要があり、増々長くなってしまいます。そこで上記のおよよさんのお知恵を拝借し、基点をおよよ理論(およよ原子モデル)に置くことでなるべく簡潔に解説してゆこうと思います。
 人の褌で相撲取るようで恐縮ですが、良い褌なので借りっぱなしにしておきます。およよさん、無断借用をお許しください。
 そして私の考えは、およよ理論目次の「@@@@@@」の所まで完全一致しています。ただそれ以降では、内在倍音共鳴理論を付け足すことで、もっと理解できることが深まります。要するに勝手におよよ理論の先を書こうということなんです。

 およよ理論とバカボン流の整合性ですが、例えば過去記事「続•放射能問題の解決法。」2012/9/25付け、この中の素粒子回転理論と、同じく過去記事「新相対性理論と脳時間」2012/05/17付け(改訂版基礎波動表「エネルギー(振動)が渦を巻く理由」2015/06/02付け)、の倍音と次元相関から、およよ理論言うところの『ジャイロ効果が生み出す質量』と同義の意味を言っています。そしてこの渦の巻く理由が内在共鳴倍音なのです。さあ旅の始まりです。

「聴覚器官と聴覚野」
 耳についてはこれまでも幾度か書いてきました。今回は耳で発生する音声データと聴覚野の解析方法について解説します。先ずはこんな音を聴いてください。

動画_倍音順位音階
 これはいろいろな音に内在する倍音(純正律基準)を、観念である音階仕立てに纏めたものです。要するに始まりの音(判断できる音程)である基音に、内在するべき倍音を、ピアノの鍵盤に見立てるとこうなります。

 人の耳は周波数の低い方から順にほぼ等間隔(5.8%〜5.9%)づつ周波数を上げていく時、クロマチック音階(平均律の周波数)を感じます。
 ところがこの動画はこの音階基準に内在倍音を割り当てたわけです。当然オクターブ関係が崩壊するため音階には聞こえません。順列はこうです。
C×1、C♯×17、D×9、D♯×19、E×5、F×21、F♯×11、G×3、G♯×13、A×27、B♭×7、B×15、C(oct.)×2

 簡単に言えばこれらの倍音が、単純正弦波以外どんな音にも内在しているのです。そして空間に於ける振動伝達では、基音が縦波(聞こえる音)、基音オクターブ以外の内在倍音が横波となります。つまり横波は縦波の一成分なのです。 またこの成分毎の分解/纏めをフーリエ変換と言い、分解が一次微分、分けた音を纏めることを一次積分と言います。この変換により、横波を縦波として聞こえる(音程の取れる)音に分けたということなのです。一応数式。

 そして人体の特に聴覚は、これらのメカニズムを駆使しており、内耳で一次微分を、側頭葉で一次積分を行ない、音認知を構成しています。この側頭葉での一次積分が、前頭葉の唯一理解可能な積分データになります。

 ここで円を認知する場合を考えます。円は外周に接線をどこでもたくさん描くことが出来ます。後頭葉視覚野でのニューロンの伝達に、多くの種類の倍音共鳴が可能な脳内音程B♭の場合、この描ける接線がたくさんあることと同義なのです。
 ニューロンは様々な方向に軸索を伸ばし、その先端でシナプス伝達を行うことで近隣のニューロンと連絡します。このニューロン同士のやり取りこそが思考を生み出すわけですが、様々な方向に伸びた軸索に対する使用権を、細胞内のリボソーム振動が握っているのです。そしてリボソーム振動がB♭の時に軸索使用権が最大に、逆に脳内音程がCに固定されている(常にC調のBGMに晒されているような環境の)場合最小となり、ニューロン内のリボソームがCで駆動する細胞のみに刺激が伝達されます。
 同じことを考えていても、使えるニューロンの数が限られるわけです。B♭の場合全てのニューロンにアクセス権があるのです。
 そしてたくさんの角度の直線があれば、円は当然滑らかになります。このたくさんの角度(いろいろな方向)の直線が後頭葉のデータであり、そのデータを一次積分でデータを丸め、前頭葉が理解可能なデータに変換しているのが、側頭葉なのです。

 今度は同じ意味を地震の原因、活断層と中央構造線で表現してみましょう。
 活断層はほぼ直線です、一方中央構造線はカーヴを描いています。これは脳内での共鳴現象とサイズの違いこそあれ同義なのです。
 先ず倍音の共鳴とは、ある振動とある振動が一定周期での共振現象です。そしてその振動間には必ずエネルギーの流れが起こります。もちろんそれは最短距離で起こります。だから直線の活断層は純正律の共鳴現象から発生するのです。ところが一本一本の活断層の集合体である中央構造線はカーヴを描いています。これが活断層一本一本の平均値であり、平均律とも意味は重複します。だから活断層と中央構造線の間には、後頭葉と前頭葉同様に一次積分(側頭葉)の関係が成り立つのです。

 さらに余談になりますが、現行脳科学では側頭葉は記憶を司る場所とされています。それは思い出すという作業中の脳を、脳波やサーモグラフなどで観察した結果、そのような解釈になっています。大脳新皮質の部位毎の亢進具合を調べるのです。
 しかし上記のメカニズムがある以上、側頭葉は体の細胞内、DNAの記憶を、後頭葉の使用可能リボソーム振動に応じたタンパク質の製造から出来た、純正律の記憶データを一次積分する必要があり亢進するわけです。だから側頭葉が記憶の倉庫だと誤認しているのです。
 さらに付け加えると、記憶という概念は体の二つの現象を一つに纏めてしまっています。

 ここで「かえるのうた」のメロディーを思い出してみましょう。誰もが知っている簡単なうたです。歌詞は思い出さなくていいです。。当然直ぐに思い出せたはずです。
 次に子供の頃聞いた、或いは青春時代の思い出の曲を、先ずはタイトルや歌手を決めましょう。曲が決まったら、ワンコーラス丸々メロディーを思い出しましょう。歌詞は思い出さなくていいです。。どうですか? 胸の奥がジーンとしたり、寂しさ、懐かしさ、温かさ、いろいろな感情や胸の体感覚が起こったはずです。

 この思い出す実験。前者は脳内のインデックスだけで思い出したのです。概ね前頭葉にそのデータがあり、一次積分後データだけで思い出したわけです。一方後者は後頭葉を使い、先ずは記憶を辿るため、肝臓でGTPの製造が起こります。そして思い出そうとしている後頭葉ニューロンのリボソーム振動に応じ、GTPが筋肉(特に脹ら脛[第一エンジン]、腿裏[第二エンジン]、左二の腕[第三エンジン])のクエン酸回路を発動させます。クエン酸回路が発動するとGTPに応じたATPが生産され、ATPがGTPにリンを受け渡します。これで後頭葉の命令したタンパク質を脳内に送る準備が整ったのです。すると、ATP/GTP間で起こる共鳴(表共鳴)と足してオクターブ関係になるリンパ(裏共鳴)が生産(次元調整)され、リンパ液の圧力が変化し、リンパ管で情報が脳内(後頭葉)に届くのです。
 物質分子での共鳴及び伝達現象は全て水溶液中の事ですから、当然伝達分子の変化とは水溶液の変化であるため、リンパ液は時々刻々その姿を変容させているのです。
※リンパ液の次元については別項で解説します。
 後頭葉に届いた倍音別データはデータ毎のリボソーム振動(一次奇数次倍音)通りのニューロンを刺激し解析が進められ、それが側頭葉に送られます。側頭葉で倍音別データを一次積分データ変換され、前頭葉が思い出すこととなるのです。
 そしてこうした思い出の曲を思い出す時、メロディーだけではなく、曲を聴いたシチュエーションや関連記憶も同時に思い出すはずです。これは同時期の記憶がDNAの近い位置に記録されているためで、嗅覚も同様な傾向を示すのです。

聴覚器官1

図_聴覚器官1

聴覚器官2

図_聴覚器官2

 図を見ながらゆきましょう。図_聴覚器官1で、鼓膜を揺らす音波、縦波は耳小骨を伝い蝸牛で共鳴させます。図_聴覚器官2は二周半丸まった蝸牛を横に伸ばした図です。耳小骨の最後、アブミ骨の振動に蝸牛が共鳴すると管の奥は低音が、手前は高音が共鳴します。蝸牛が共鳴すると、下記の倍音成分通りに内在倍音のピーク振動が起こります。この振動を凡そ3,500の動有毛細胞と20,000の不動有毛細胞がそれぞれの場所(周波数)で揺れ、耳に入った振動を周波数分解(一次微分)した情報に分け、蝸牛神経に送られます。
 ここで分けた倍音を角度換算してみましょう。またこの内在倍音角度を図案化したものが図_内在倍音角度です。振動伝達は空間の現象ですから、どうしても角度を直線視できません。その為図案にはカーヴでの表現が必要で、計算では対数が必要なのです。
倍音角度表[確定版] (セント計算 by 鳥声 & いちこ)
C  1倍音    0°
C♯17倍音  21.21°
D  9倍音  61.17°
D♯19倍音  89.25°
E  5倍音 115.89°
F 21倍音 141.23°
F♯11倍音 170.61°
G  3倍音  210.60°
G♯13倍音 231.78°
A 27倍音 265.32°
B♭ 7倍音 290.30°
B 15倍音 362.49°

図_内在共鳴倍音表

 ここで特筆すべきはオクターブの手前B(シ)の音が360°を超える362.49°ということです。このことについても後ほど詳しく触れてゆきます。

 以下はB♭が後頭葉ニューロンを活性化させる証明映像です。1:05辺りをご覧ください。ここだけ砂つぶが円を描いています。これがニューロン軸索を全て使える理由です。因みに解説者は921Hzと言っています。921Hzは平均律の凡そB♭付近なのです。B♭が円を成すことは、15倍音Bが360°を超える理由でもあるわけです。

Resonance Experiment! (Full Version – With Tones)

内耳神経」 ~by Wikipedia~
 蝸牛神経に送られる内在倍音成分データは橋に入り、成分別にシナプスします。そしてそれは蝸牛神経に並走する前庭神経のデータと共に橋と延髄の境目にある前庭神経核で中継されるほか、一部は中継されることなく小脳に及びます。前庭神経核からは外眼筋を支配する核(動眼神経核、エディンガー・ウェストファル核など)に向かいます。そして前庭内には耳石器という有毛細胞をゼリーで固めた上に乗せた石があります。石は重いので、ゼリーの上で揺れます。この揺れを半規管で作られるX、Y、Zの体勢方向(回転)データを元に、重力加速度を加えたデータが前庭神経を流れます。これが姿勢制御の元データです。

 前庭神経の姿勢制御データと、蝸牛神経の倍音成分データを使い、現在地と体勢を常にコントロールしているわけです。
 私は35、6の頃に原因不明の目眩に襲われ、精密検査を受けた経験があります。それは片側の耳に冷たい水を入れ、敢えて過激な目眩を起こし、動眼神経の反応を診る検査でした。当時は訳がわからなかったのですが、これは通常感じている左右の耳データの差を敢えて乱すことで、その反応を検査するわけです。そんな経験と、今なら紐解けるお腹辺りの言っていることを総合した結果、以下の発想に至ったのです。

 ベーシックな方向感覚は左右の基音に内在する倍音の左右差から三角法で音源位置を割り出します。左右の基音の位相差を感知しているのです。ところが片耳の聴力を失った場合でも、人は能力を自己調整し方向感覚を復活させることが可能です。今回このことを考察するために、以下の実験を行いました。被験者は塾生の皆さんです。以下がその方法と結果です。

動画_片耳の役割大実験
山ぐっちゃん:左右共に30%
山田:左耳=80%、右耳=50%
いちこ:左耳=80%以上、右耳=80%以上
ぶらっしー:左耳=50%、右耳=30%
たんみつ:左耳=80%、右耳=50%
yy:左耳=50%、右耳=80%
ハヤシライス:左耳=100%、右耳=100%
がーひい:左耳=50%、右耳80%
ももよ:左耳=50%、右耳70%
ヤマミキ:左右共に約50% 【にこぷー指組後】:左耳=70%、右耳=50%
さゆりん:左耳=40%、右耳=50% 【にこぷー指組後】:左耳=50%、右耳=70%

写真_にこぷ~式指組み

 このようになりました。この結果は塾生の皆さんだからで、おそらくほとんどの場合、片耳だけでは方向感覚はないと思います。因みに被験者ぶらっしーさんの息子さんもトライしたそうですが、全て耳穴付近で聞こえ、方向感覚は無かったそうです。
 健常者の場合、生活上片耳だけでの方向感覚は必要なく、両耳を使った基音の位相差から位置を割り出します。ところが塾生の場合、塾で行なう様々な思考法や、一次奇数次倍音伝達を加速する感覚トレーニングなどから思考と体感覚の一致が進むことで、方向感覚が増しているのです。

 このことは一側聾(片側の聾)の方々のweb上のご意見でも伺えます。
 全体の傾向として、生まれつきの一側聾の場合、左右の基音位相差による方向感覚がないため、正常な側の聴覚を高度に発達させます。それが上記の内在倍音分けによる方向感覚です。この感覚の発達が以下のリンクにあるように、回転系のアトラクションに強いことや一輪車の習得に有利に働くわけです。
リンク

 結論として、感覚はトレーニングで鋭敏にすることが可能で、その差異とは、左右差での一次積分後データ比較方向感覚(前頭葉中枢)から、内在倍音の成分分析方向感覚(後頭葉中枢)に進化できる違いです。そしてこの違いは内在倍音が方角情報を持っていることの証しです。故にこの証明がこれから説明する、空間の振動伝達理論へと発展できるのです。

「ドップラー効果は何故起こる?」

 皆さんドップラー効果ってご存知ですか? ドップラー効果とは、向かって来る救急車のサイレンの音が通り越す時に音程が下がるあれです。電車に乗って踏切を過ぎる時にも警笛音の音程が下がります。
ドップラー効果」 ~by Wikipedia~
 現行科学の理解では、音源と観測点の相対速度と音源周波数の関係性を以下の式で計算できるとされています。
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 空間に於いての振動伝達を考える場合でも、当然ここまでに書いてきた内在倍音共鳴を考慮する必要があります。聴覚メカニズムがその事を教えているのです。
 まずはこれまでの科学の振動伝達モデルを見てください。

従来振動伝達モデル

図_従来振動伝達モデル by PhD H Inoue(工学博士 井上均)
 特に縦波のモデルですが、空間媒質を圧縮により疎密波を形成しながら伝播することを表わしています。ところが縦波と横波の関係性に内在倍音共鳴という発想がないため、ただ振動が大気に圧縮減圧を繰り返すことが伝播である、という認識になっており、その観念が真実を見せないでいるのです。伝達という疎密を繰り返す(振動が伝播する)その理由が内在倍音共鳴なのです。そのように考えるとこれまでの辻褄の合わない様々に独立した理論が一つに集約できるのです。

 内在倍音共鳴を考慮した新しい振動伝達モデルを描いてみました、これを見ながら詳しく説明します。

真振動伝達モデル

図_真振動伝達モデル
 振動が伝達するということは、その対象である物質があるわけです。この物質を考えるに、これまでの物理学では寸足らずです。何故なら現行物理学は、物質を考えると物質のことだけ、振動を考えると振動のことだけ、頑張って両方考えたヒモ理論でも、今度はヒモのことだけ考え過ぎて超ヒモ理論にしちゃうからです。必要なのは、物質と振動を同次元で考えることで、振動の中に次元が現われてくるのです。
 そこでまずはおよよ理論に登場していただきます。およよ理論では、原子と電子の関係を竜巻と言っています。

—転載開始—
『原子内に2つの竜巻を配置するのです。そして片側に電子(-)を、もう片側に陽子(+)を入れます。これらの2つの竜巻は対(つい)になっており、同じ回転軸を共有しています。回転は同じ方向です。これは一種のコイルです。電荷をもったものが動くと磁場が発生します。互いに電荷が異なることから、発生する力は逆方向になります。そして、竜巻からくる求心力、リュウシにかかる遠心力と、発生した磁力が釣り合う位置で回転を続けます。一種のコマだと思えばよいでしょう。次図はもっとも簡単な原子:水素の場合における竜巻回転部分の模式図です。青矢印は回転の方向(デンシ・ヨウシの流れ)、赤矢印は竜巻回転面内での磁界の方向です。

およよ理論1

図_およよ理論1

およよ理論2

図_およよ理論2
有史以来の謎:質量、万有引力、反重力の仕組みが解ける

 原子の内側にあるヨウシ。これは原子核ではありません。ヨウシも回転していますし、後述しますが原子番号の大きな元素においても、大きな塊とはなっていません。現在の原子モデルは、このような状態を見誤っているのではないでしょうか?
 こういったモデルを想定すると、まずここまでで大きな2つの発見があります。質量と万有引力です。常にねじれる回転軸。こういったものが原子の中にあるならば、この物体を押したり引いたりするとき、抵抗を生じます。コマや自転車のジャイロ効果です。もともとほとんど質量がないものであっても、それを高速で回転させると、回転軸は一定方向を保とうと強い力を発するものなのです。原子内では常にねじれていますので、その動きに完全に同調する動き以外の動きでは、ジャイロ効果による抵抗が生じます。このジャイロ効果こそが、物体の動きにくさを示す「質量」ということになります。』※およよさんは外在物理学との違いを分かり易くする為、電子や陽子という言葉を敢えてカタカナ表記されています。
—転載終了—

 バカボン流では、このおよよさんの理論に内在倍音共鳴メカニズムを付け加えたいと思います。そうすることで、渦が何故起こるのかを説明出来ます。
 内在倍音共鳴とは、何かの振動があれば必ず付いて回ります。この世界は、物質も、その物質を外在的に揺らす振動も、全て見える振動(基音、縦波)とそこに内在する倍音(見えない振動、横波)が純正律の共鳴基準で構成しています。この基準に異を唱える人は居ないでしょう。それはガリレオガリレイの「振り子の等時性」とピタゴラスの「ピタゴラスの定理」を否定することなのですから。

 では内在倍音をもう一度復習しましょう。この図です。

内在共鳴倍音図

図_内在共鳴倍音表
 本来ならこれは立体空間での出来事ですから、こうした平面図にはできないのですが、一応概念と捉えてください。そしてこの渦が四方八方に起こり、球体の振動境界を発生させます。故に量子論なる考えが蔓延するのです。
 さっきも書きましたが、ポイントはB15倍音が一周以上あることです。普通の想像力だと考え難いですが、ちゃんと計算するとこうなるのです。これが何を意味するか? これは非常に重要なことで、新しい物理の考え方から、魂が何であるか、までを導いてくれることなのです。

 オクターブよりも先に一周を超える15倍音を理解するには、音圧を理解する必要があります。ここから少し音圧のお勉強です。

 オーディオ好きなお父さんなら知っていると思うのですが、アンプリファイアーのボリュームにこんな表記がされていませんか?
∞ 70 56 46 38 32 26 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 5 4 3 2 1 0 (db)
 なんて目盛りがあるはずです。数字自体は組み込まれているボリュームのタイプによりいろいろあるのですが、単位はdB(デシベル)で対数目盛りなのです。概ね1ノッチで音量が倍になるように設計させているはずです。そしてボリュームを絞り切った位置が左∞です。右0は最大ボリューム。普通に考えたら何だか分かり難いですよね。
 ボリュームとは、スピーカーに流す電圧を可変抵抗器という部品で変化させているので、「∞」にした時には電流が流れず、「0」の時には全部流すわけです。そして表記はその抵抗値というわけです。

—転載開始—
音圧とは、音による圧力の大気圧からの変動分である。単位はパスカル(Pa)である。健康な人間の最小可聴音圧は実効値で 20 µPa であり、これを基準音圧として音圧をデシベル(dB)で表したものを音圧レベルと言う。~by Wikipedia~

デシベル(db)」~by Wikipedia~
相対的な値であるデシベルは「基本の物理量との比」を対数で示すものである。ここでは「元の値との倍率」と「物理量(例として電圧比・電力比)」のdB表記を並べる。
倍率(比) 電圧比  電力比
1倍 0.00dB   0.00dB
2倍 6.02dB   3.01dB
3倍 9.54dB   4.77dB
4倍 12.04dB  6.02dB
5倍 13.98dB  6.99dB
10倍 20.00dB 10.00dB
50倍 33.98dB 16.99dB
100倍 40.00dB 20.00dB
500倍 53.98dB 26.99dB
1000倍 60.00dB 30.00dB
5000倍 73.98dB 36.99dB
10000倍 80.00dB 40.00dB
50000倍 93.98dB 46.99dB
100000倍 100.00dB 50.00dB
「1Vが100Vに」なら「40dB上昇」、「1Wが100Wに」なら「20dB上昇」と呼ぶ。日常よく使う2倍から10倍の範囲が0.3ベルから1.0ベルとなり、ベルでは使い勝手が悪い。そこで数値が10倍になるように単位の方を10^-1倍したデシベルが通常よく使われる。デシベルはベルに10^-1を意味するSI接頭辞であるデシ(記号: d)を付けたものである。基準量 A0 に対する A のレベル表現 LA をデシベルによって表すと、

となる。 その定義から、0デシベルで1倍、10デシベルで10倍、20デシベルで100倍である。1デシベルは約1.259倍である。また「10デシベルで1桁違う」ということから「1デシベルは0.1桁違う」という単位であるとも言える。
—転載終了—

 こんな説明で音量とエネルギーの関係をご理解いただけたでしょうか? 。。。ですよね。ではコレでは?

120dB 飛行機のエンジンの近く
110dB 自動車の警笛(前方2m)・リベット打ち  
100dB 電車が通るときのガードの下
 90dB 犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)
 80dB 地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m)
 70dB ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭
 60dB 静かな乗用車・普通の会話
 50dB 静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
 40dB 市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼
 30dB 郊外の深夜・ささやき声
 20dB 木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音(前方1m)

 この表の20dBと90dBを比較してください。そして上の表もご覧ください。20dBと90dBではエネルギー量に5000倍近い差があります。でも時計の音がする静かな部屋で、ペットの犬が突然吠えた、、って日常ある光景ですよね。音量感覚的な倍率で言ったらどうでしょう。。数倍〜十数倍、百歩譲っても100倍以下に感じませんか?

 今度はご理解いただけたかと思います。そうです。音で空気を揺らすには、大きく揺らそうとするほどに、エネルギーが乗数的に必要なんです。
 大きく揺らすには当然内在倍音も増えてゆきます。聞こえる音や現象に影響を与える振動は表面の縦波です。つまり縦波:横波の比率の内の横波が、表面上の縦波を大きくする度にその割合を増していくことが、乗数的に増える理由なのです。(=条件1)そしてそれが内在共鳴倍音表にある、15倍音Bが360°を超える理由なのです。

 また観念である方位や数学、音階(オクターブ)では、当然360°で一周しますから、側頭葉で一次積分処理をしたデータ上である前頭葉では、現象が一周したところでキリを迎えます。何周回ってもキリは360°です。ところが内在倍音の世界では未だ一周を迎えていません。凡そ365°で一周となります。後頭葉はこのメカニズムで駆動しています。そしてその次の周はさらに増え、372°付近であるはずです。こうして周回を重ねる毎に一周の角度は増えてゆきます。こうした前頭葉中心の従来の認知方式が、真実を歪めて観察させるわけです。

 そしてこの周回を重ねる(共鳴を重ねる)毎に一周の角度が増えていくことが、渦を造るのです。それは次元が上がることと同義です。こうした振動の根底メカニズムはドップラー効果も説明可能なのです。

 やっと折り返し地点でしょうか。。タイトルのドップラー効果です。
 ここで振動そのものが持つエネルギー量の説明をしましょう。これを正弦波の山で考えてみます。以前にも解説した振動波形のことに触れておきます。振動波形には4種類があります。

1、正弦波:内在倍音を持たない
2、三角波:内在倍音が順当に内在した
3、ノコギリ波:基音に対し内在倍音量が多い
4、矩形波:内在倍音に対し基音が大きい

 これはガリレオやピタゴラスのように振動の絶対的法則です。
 周波数とは単位時間(1s)当たりの振動数を言います。単位時間の山の数が多い=高周波、少ない=低周波です。そして一般には高周波ほどエネルギーが大きいとされています。それは空間に於いて高周波の方が音の到達率が高くなることと、単位時間の山の数が多いことが理由で、高周波ほどエネルギー量が多いと解釈されているのです。これを私は、見た目のエネルギー量と呼んでいます。
 ところが振動1回当たりで考えると、当然低周波の方が山は大きく(横に広く)なります。だから1振動当たりのエネルギー量は低周波の方が大きいのです。そしてこれを真のエネルギー量といいましょう。
 「周波数が高いとエネルギーは小さく、周波数が低いとエネルギーは大きくなる。」(=条件2)

 次は超音速機で起こるソニックブームという現象を考えます。
 ソニックブームとは飛行機が音速付近や超音速で飛行する時に起こる現象で、通過する地点にドドーンという大きな衝撃波を残し飛び去ることです。実際就航していたコンコルド旅客機はソニックブームで通過点の住民に被害を及ぼさないために、超音速飛行は海洋上のみに制限されていました。航空科学では、高速で移動する機体の先や翼の周りに起こる空気圧縮による現象とされています。しかし上記の音圧とエネルギー量の関係を考えると、全く違うメカニズムが見えてくるのです。

ソニックブーム1
ソニックブーム2

写真_ソニックブーム1、2

動画_ソニックブーム
 飛行機がもし音速以下の速度だった場合、観測点にとって飛行機から発生した音は随時届きます。しかし観測点に向かう超音速機は音速を超えているため、観測点までは音が聞こえません。観測点を越える時、圧縮された音が一気に届くために衝撃波となるのです。
 これは条件1の音圧を上げると内在倍音が加速度的に増えること、の逆方向現象(内在倍音が増えると音圧が上がる)が観測点まで随時起こっていて、観測点に対し随時届くはずの振動が、音速を超える機体の移動で届かないため、届くその瞬間には、振動の内の内在倍音成分割合が異常に高まることで、音圧(基音である縦波の振幅)が増大するからです。そして増えてしまった内在倍音を内在させるためには周波数も下がってしまいます。これが条件2の周波数が下がるほどエネルギー量が増えること、のやはり逆方向現象(内在倍音が増えると周波数が下がる)です。画して二つが同時起こるために衝撃波化してしまうのです。

 さあいよいよドップラー効果。音速以下の音源或いは観測点の移動に伴なう現象です。ソニックブームでは観測点通過後は飛び去る飛行機からの音が順次届くため、普通のドップラー効果となります。そして救急車のサイレンのそれは、、

動画_サイレン
 ご存知のやつですね。近づくサイレンの音はピッチが高い、ということはエネルギー量が低い。そして遠ざかるサイレンの音はピッチが下がる、ということはエネルギー量が高い、わけです。
 何故音源或いは観測点が移動すると周波数変化が起こるのか? その根源的理由です。

 振動とは物質の振動のこと、そして物質もまた振動。だから振動伝達とは振動を振動させることです。元々振動している物質が、外から伝わってくる振動に影響されその影響が伝播していくわけです。そう考えると影響を受けた側とこれから影響を受ける側に境界が生まれます。解りやすく例えるなら、表面張力も境界です。そしてこの境界を界面といいます。通常言う界面とは分子の結合力の差のことです。ヘリウムガスでかわいい声に変わるのも大気とは結合力に差があるからなのです。
 そして結合力の差をそのまま音程で考えることが可能です。音程の差を理科学的に表現されているのがおよよさんです。私は同じことを素数や音程で表現しているだけなのです。再びおよよ理論の転載です。

—転載開始—
第三部:竜巻モデルから導き出される見解

原子の大きさについて

 次に原子の大きさについて説明してみましょう。ところで原子の大きさは、原子番号の順番になっていないことをご存知でしょうか?具体的には次表、次図のように、周期律表で下段にいくほど原子半径は大きくなりますが、原子番号の大きくなる右側にいくほど逆に原子半径は小さくなるのです。一般的には電子の反発効果で原子半径が大きくなり、陽子の引き締め効果で原子半径が小さくなると考えられているようです。

 原子半径(表)
https://www.hulinks.co.jp/support/c-maker/qa_05.html

およよ理論3


図_およよ理論3原子半径の表 101
  単位は10^-10m   

 原子半径(図)

およよ理論4

図_およよ理論4原子半径の図 101
  単位はpm 

 私のモデルを考えた場合、この原子の大きさに関する解釈は。全く異なったものとなります。原子はアンバランスなコマ。このバランスですが、周期律表で左にいくほどアンバランスであり、右へ行くほどバランスが取れています。より正確には同心円ドーナツごとに考える必要がありますが、リュウシが多い方が一般的には滑らかに回転するはずです。気筒の数が多い車の方が、エンジンが滑らかに回るようなものです。そして、バランスの良いものほど、原子内竜巻の動き回る範囲は小さくなり、逆にアンバランスなものほど、原子内竜巻の動き回る範囲が広がります。この動く範囲が、原子の大きさに相当します。そもそも、この反発効果、引き締め効果は、同じはずの電子軌道が、原子の種類によって同じではない、つまり既存の原子モデルは間違っていることを自白しているようにも思えます。
 原子の大きさは、アンバランスの程度によって決まる。こう考えると、同じ元素であっても、同位体によって大きさが違うことになります。アンバランスなものほど大きく、バランスが良いものほど小さいことは、異なる元素間で比較した結果と同じ。したがって、詳細は後述するとおりですが、核分裂するものほど原子半径は大きく、核崩壊するものが続き、安定同位体になるほど小さくなるはずです。別の表現をすれば、分裂や崩壊の激しいもの、つまり半減期の短いものほど、アンバランスであり原子半径が大きく、半減期の長いものほど、バランスが良く原子半径が小さくなる。核分裂反応や核崩壊反応に目を奪われて、あるいは測定が難しいことも相まって、おそらくまともに調べられたことは、今までに一度もないのでしょうが。
—転載終了—

 そしてこの項の纏めです。
 音の伝達とは音源と観測点、或いは作用点の相対関係のことです。仮に両者を10mの距離に置き観測をした場合、音は安定的に伝達します。当たり前です。しかしこれを10mの弦を張ったことと考えてください。両者が移動しなければ当然安定的に伝達します。ところがどちらか或いは両者が移動した場合、弦の長さは刻々変化します。つまりは伝達の関係に此れ迄言ってきた内在倍音共鳴がある限り、その距離にも共鳴することになります。これがドップラー効果の正体です。
 距離が近づく時(弦が短くなる時)エネルギーは減って(基音周波数が上って)ゆく、距離が遠ざかる時(弦が長くなる時)エネルギーは増えて(基音周波数が下がって)ゆく。これがぴったり救急車のサイレン音に当てはまるわけです。
 結果理論の見た目はこれまでの物理科学と大差ないのですが、これが理解できるとその応用範囲は計り知れません。

 一区切りついたので、舵を精神世界へと切りましょう。

「ニュートンのその先の魂」

 以前の記事の転載です。(過去記事「よのなかおかしい。」より)
〜魂(三角の神様)〜 <カラスのホリー> 2015/1/25
 「魂って何のことか分かるか? 定義(角度)なんだよ。体情報は全てイーブンで、それを定義によりランキングしているんだ。そのランキングが情報を人格たらしめるの。だから次元そのものなの。そして動植物を含めた魂の総量は限定されていて、一定量の魂をどのように分割するかだけが、個の魂の質に影響するんだ。あとな、魂は心臓に宿るの。そして三芒星のビートを造り、体情報の量子化を行ない時を創るんだよ。でもそのテンポは魂によるものではなくて、人体定在波(※魂魄の魄)の0.925Hzから発生し、鼓動となるの。だから輪廻転生は肝臓尾状葉と心臓による体情報の量子化の階層差が一定量以上になることが条件であって、条件を満たさない魂の輪廻転生は起こらないんだよ。」※注釈:山田君

 ここからは魂に関係すると書いた、内在倍音の B15倍音 362.49° のお話です。
 上の<ホリー>が言う定義の意味が朧げながら掴めてきたんです。計算すれば分かることですが、観念(音階)のオクターブの手前であるB(シ)の角度が360°を超えるわけです。だから何だ。と言われればそれまでなのですが、このオクターブ未満で純正律のBが360°を超えるということは、やはり観念の「0」(仮の0)以外に「真の0」が存在する可能性を示唆するのです。※「0」問題に関しては過去記事「